社員インタビュー/02

入社時の意気込みは今も変わらない挑戦しつづける姿勢 牧添 健 施設管理本部 課長 2011年入社

入社して13年、
設計・工事発注業務に勤しむ

私が入社したのは東日本大震災発生から1ヶ月後でした。施設管理本部に所属し、すぐに就いたのは震災復興業務。液状化で沈下し変形した建物や地盤の復旧に従事しました。その後13年間、高架下の建物や集合住宅の設計発注、工事発注業務に携わっています。2013年には保育所と高齢者福祉施設の複合施設「コトニア」の第一号コトニア吉祥寺を担当しました。多世代が集う施設を開発することは社会問題に切り込んだ事案だったと感じています。現在は課長職として業務を総括的に管理し、若手社員の人材育成や指導、発注方法などのマニュアル化や仕組みづくりをしています。

面接官に“新しい風を吹かせて”と
お願いされた

前職では組織設計事務所で建築設計業務に約9年間従事していました。工場の増築をはじめ複合施設の設計や建物の修繕など色々な業務を担っていました。設計業務を行う中で、様々な調整事が得意と自分自身で気づいたり、まわりからも言われたこともあり、自身の可能性を活かすことができそうな当社に転職しました。経験者採用にあたり、面接官に「新しい風を吹かせて。ある意味引っ掻きまわして。10年後には新卒者が増えているから、そのときは若手の育成をしてほしい」と言われたので少し驚きました。入社前は融通が効きにくそうな堅苦しいイメージがあったので。その言葉は今でも意識しています。経験したことをすべて活かそうという意気込みはすごくありました。

部下と思わずパートナーと考える
可能性を引き出すこととバランス感覚が
私の強み

私は「部下」という呼び方があまり得意ではなく、経験値の差でしかないと思うので、若手社員には人としての尊厳をもって接することを心がけています。パートナーに近い考え方です。ゼネコンや設計事務所との打ち合わせの際に、前まで発言できなかった若手社員が積極的に発言する姿を見ると嬉しいし、成長したなと感じます。業務を遂行する上で大事なのは、相手の雰囲気や状況を考慮しつつも、一方でコスト面など引けない部分では大胆さを持つこと。仕事において慎重と大胆は表裏一体で、そのバランス感覚を若手社員に身につけてほしいと思ってます。後輩から少しでも見本とされるように日々精進していきたいですね。

社内のスタートアップ事業に挑戦

実は今スタートアップ事業が当社で始まっていて、建築とはまったく別の分野の農業分野へ挑戦しています。キャリアアップというと役職や昇給に焦点を当てがちですが、後輩に認められ、リーダーシップを発揮できるように日々研鑽を積むことが私にとってのキャリアアップだと思っています。農業に参加したきっかけは、応募制だったので、率先して手を挙げたんです。建築しかやってこなかったので、新しいチャレンジと成長の機会を求めての選択です。どうしても管理職になると、経験の中で要領よく業務をこなしてしまっている部分があるので、知らない分野を一から経験できるのは面白いし楽しいです。

未来へのチャレンジ
共に歩む成長の旅

当社の魅力は、私が行っている建築というハード面だけでなく、くらしづくりというソフトな面も備えている部分と、現状維持でなく変化を求めて社会への貢献を目指している姿勢です。当社に興味がある方にお伝えしたいのは、自分でリミットを決めてほしくないということ。「これは知らなくていい」と思わず、見方を変えれば学ぶことがたくさんあるので成長や挑戦を常に求めていただきたいです。当社に新しい風を吹かせてくれる方と、ともに価値観を共有し、出会いの縁を楽しみたいと思っています。

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