社員インタビュー/01

中学生のときの体験がまちづくりを目指すきっかけに地域の人々が豊かになれる開発を手掛けていきたい 白井 夏美 開発事業本部 開発二部 2024入社

入社1年目でいきなり
リーシングを任されて、驚きました

2024年に入社し、開発事業本部に配属されました。今は東京駅と有楽町駅間の高架下開発を担当しています。入社してすぐは埼京支社、東京支店、ショッピングセンター事業本部赤羽SCと3ケ所で実習をさせてもらいました。配属が決まってからは入社7年目の先輩と次長の3名体制のチームで、リーシングなどの開発業務や工事関係の手続きなどの管理業務を行っています。驚いたのはリーシング、つまりテナント店舗候補の選択を任されたことです。「好きなお店を誘致していいからね」と言われ、新人にそこまでさせてくれることにびっくりしました。そこで先輩にアドバイスをいただきながら、周辺の人口構成や、近隣で繁盛している店などをリサーチして、資料作成をして提案し、交渉している段階です。飲食店がメインなのですが、10社ほど打ち合わせしています。交渉の現場には先輩や上司が同席してサポートしてくれているので心強いです。

まちづくりに興味を持つきっかけは、
中学生の時に訪れた震災復興現場での交流

大学では、建築学部(まちづくり学科)でまちづくり専攻の研究室に所属していました。地域の方と連携して町おこしをしたり、都市形成について研究をしていました。そもそもまちづくりに興味を持ったきっかけは中学生のときに遡ります。私が通っていた中学校が、釜石市の中学と姉妹校提携をしていたんです。東日本大震災から5年ほど経った頃、派遣生として釜石市を訪れました。そのときに、まだ全然建物が建っていない光景を見て、復興やまちづくりの大変さを実感しました。復興の遅れから土地を離れる人も多い中、残っている人はどう思っているのだろうかと「なぜここに残っているのですか?」と聞いたんです。すると「この町が好きだからというのはもちろん、行政と連携しながら自分たちの理想のまちづくりができるからだよ」とおっしゃったんです。そのときにまちづくりというのは、こんなにも人生や生活に影響を及ぼすんだと気づいて、そこからまちづくりをすることが目標になっていきました。

街の玄関口となる場所を開発できる
この会社を選んだ大きな理由です

就職を考える時期になり、具体的にどんな企業に入れば目標が実現できるのか最初はわからずにいました。そんなときに当社のことを知り、鉄道という生活に欠かせないインフラ、それに付随する高架下や駅周辺、いわば街の玄関口となる場所を開発できるということで、ここが自分のやりたいことができる場所であると確信しました。実際に入社してからは、鉄道や高架下というものには厳しいルールがあることを知り、視点が大きく変わりました。またショッピングセンターや駅ビルなどに行くと“こんなテナントが入っているんだな”とか、“こういう空間の使い方があるのか”など、いろんなことに気づくようにもなりました。現在のプロジェクトでも上司や先輩から「現場に足を運ぶことが大切」と言われます。実際に自分の目で状況を確認することでしか得られない情報がたくさんありますし、テナント様とも直接会ってお話する方が、信頼関係が築きやすくなると実感しています。

フリーアドレスで
他部署の人とも交流できる職場
社内インターンシップなど
クロスボーダーな取り組みも魅力です

まだ入社して1年目ですが、他の部署の仕事にもとても興味があります。当社には「社内インターンシップ研修」という制度があり、3日間程度違う部署で働くことができるのですが、ぜひ参加してみたいと考えています。というのも会社の座席がフリーアドレスで、違う部署の方と隣になることがあるんです。普段は話さない部署の方とも、隣り合ったことをきっかけにお話したりすることもあり新鮮に感じます。会社の経営ビジョンとしても、あらゆる境界を飛び越えるクロスボーダーというものを掲げていますので、違う部署で新しい知見や出会いを得て、仕事の連携を図っていけたらなと思います。また当社は、資格取得支援も充実していて、宅建士や建築士の勉強会なども実施されています。効率よく学ぶことができてありがたいです。

地域の方々のくらしが豊かになる
まちづくりを、
この会社で目指していきたいです

多くの人が行き交う駅とその周辺の開発は、それ次第でまちの印象を大きく変えるもので、それに携わるということは社会的な意義も大きいと感じています。大切なのはその地域に暮らす人たちのニーズに応えながら、くらしが豊かになる開発をすること。そんな仕事ができたらいいなと思っています。今は担当しているプロジェクトをしっかり遂行するのが第一ですが、将来的には大規模集合店舗の開発なども手掛けてみたいです。興味を持った学生さんたちには胸を張って、社会貢献もできるし自分自身もやりがいを感じられる仕事です、とお伝えしたいです。

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