社員インタビュー/06

前向きさを武器に、高いハードルを超えて成長する喜び堀 大輔施設管理本部 課長代理2009年入社

専門分野のパートナー企業と関わりながら
プロジェクトを推進

私は現在、施設管理本部で高架下の店舗工事や、建物をつくるハード面に携わっています。案件の規模はさまざまですが、10件以上のプロジェクトを同時進行で管理し、調査段階から設計・施工まで一貫して担当しています。各沿線エリアの全体像を描いた事業計画を立て、それに従って開発を進めることを当社では「ホールプラン」と呼んでいるのですが、業務の流れとしては、ホールプランに沿った形で社内の開発部署から依頼を受け、建築基準法の確認を行いながら設計会社様や施工会社様と協議を重ね、その後はテナント様や内装設計会社様と連携してプロジェクトを形にしていきます。

店舗設計者からデベロッパーへ転身

前職では、商業施設に出店するテナント様の店舗設計を担当していました。店舗の1区画単位での設計に留まらず、フロアや建物全体に携わり、訪れるお客さまへ施設の魅力をより強く伝えたいと感じ始め、転職活動をしていたときに当社の存在を知りました。商業施設のみならず、都心や郊外の高架下での広範囲な開発に取り組んでいる点に惹かれ、2009年に入社。入社後は、施設管理本部に2年間、続いてショッピングセンター事業本部の主管部で6年間、千葉エリアを担当する総武支社に2年間従事しました。そして現在は、入社当初所属していた施設管理本部に戻り、業務に取り組んでいます。

ショッピングセンターの明るい空間を演出

鉄道が走る高架下の開発において、まず最も重視するのは安心・安全です。その上で、何ができるかを常に考えています。シャポー市川のリニューアル工事に携わった際には、高架のコンクリート柱を光が差し込む「光柱」として演出し、エントランスに導入しました。また、テナント様の内装工事で、店舗内にどうしても高架柱が入ってくることがあるのですが、柱を姿見として自然に組み込む工夫をしたことも。意匠面では、床のタイルの素材選びや天井のデザイン、快適にご利用いただけるトイレの設計など、細部にまでこだわりました。前職で店舗の内装設計の経験があるため、比較的すぐに業務に馴染めたのは良かったですね。館全体の表現ができるような立場になり、まさに入社前にやりたかったことができていると、そのときに実感しました。

経験やポジティブな思考が自分を強くする

千葉エリアの総武支社に在籍していた2年間は、都市部の開発とは異なるローカルな雰囲気の中で、京葉線や総武線沿線のテナント様や開発チームとコンパクトにプロジェクトを進めていました。今ではなかなか難しいかもしれませんが、当時は時間を忘れて夜な夜な話し合い、地元のニーズに合ったまちづくりに没頭していた体験は私の糧になっています。現在は、コロナが明けてから各テナント様が次々と出店ラッシュを迎え、それに伴い案件が重なる中で、構造や法令の部分で壁にぶつかることも。そんなときは、工事会社様、設計会社様、そしてJRの鉄道チームと協力し、ポジティブに一つひとつ課題をクリアしています。解決すべき事象が起きたときに前向きに捉える力が重要な職種なので、これまでの経験を活かし、日々成長し続けている感覚です。

建設や設計のハードな面から、
訪れるお客さまに交流の場を提供する
ソフト面まで携われる魅力

これまで当社は高架下の「点」としての区画開発を行なってきましたが、現在は「ホールプラン」として沿線全体にわたる線上の展開になってきています。線路から街や人々へとつながり、にじみでていく「面」としての開発は、地域の皆さまと多くの接点を持つため、施設が街の拠点になっていき、地域の方との交流の場が増えることを考えるととてもワクワクしています。当社は、一人ひとりの社員に与えられる裁量が大きく、深くのめり込むほどやりがいが増すのも魅力です。開発を担当するエリアも広く、沿線があるからこそ都心と郊外の両方を舞台にできる面白さも感じています。私もあのとき転職活動をして良かったと感じているので、当社に興味がある方は、ぜひ前向きな姿勢で行動に移していただきたいです。

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