社員インタビュー/08

挑戦と成長が共鳴する職場で描く未来のキャンパス北田 綾経営企画部 campass2010年入社

自身の経験から発案した新規事業を
社内コンペで勝ち取り事業化

私は現在、経営企画部で新規事業「キャンプ練習場 campss」の運営に携わっています。この事業は、社内で新しい挑戦をしたいと考えていた際、「キャンプ初心者に向けて気軽にキャンプの練習ができる場があれば」という発想から社内コンペ「燈台」でプレゼンし、実証実験を経て事業化が叶い、運営が始まりました。私は子どもが3人居て、アウトドア好きな5人家族なのですが、夫が不在の状況でのキャンプがとても大変だと感じた経験が発案のきっかけでした。
初めてのキャンプでいきなりキャンプ場に行くのはハードルが高いと感じる方も多いと思いますが、当社には駅からすぐの立地で雨に濡れない高架下のスペースがあり、手ぶらで来た利用者さまにスタッフがテント設営・撤収のサポートも行います。お客さまのご支持をいただき、毎月前年比を上回る順調な成長を感じています。

都市型キャンプ場では“タイパ”重視の
新たな需要も

事業化が決まり、実際に運用を開始してみると、当初想定していた「キャンプが不慣れな女性」の利用よりも、実際には「ソロキャンプを楽しむ男性」の利用者が多かったんです。特に、金曜の仕事終わりに1人の時間を楽しむために訪れて、土曜は家族サービスのために帰るといった、時間効率“タイパ”を重視する方々からの需要があることがわかりました。週末になるとカップルやファミリー層の参加も増えます。また、イベントも充実させており、「焚火Night」やキャンプと防災を組み合わせたイベントを定期的に開催しています。パラコードを使ったワークショップはご好評をいただき、毎回大変賑わっています。お客さまの声をもとにサービスのブラッシュアップを行い、社内向けの報告会も実施して活動内容を共有しています。

エキュート赤羽の立ち上げと私の転機

前職は内装設計会社の営業職に従事していました。体育会系の環境で目標に向かって取り組む姿勢や営業職としてのコミュニケーション能力を学べたことが、現在の新規事業でも活かせていると思います。リアルでの消費シーンに関わることが好きで、デベロッパー業務に魅力を感じていたこともあり、2010年当社に転職しました。入社後はショッピングセンター事業本部にてエキュート赤羽の立ち上げに携わり、同年代の中途社員や新卒社員が高いモチベーションを持って働く活気あるチームの中でとても良い経験を積みました。その後、妊娠・出産を経て、エキュート赤羽・ビーンズ赤羽の運営管理を担当。子育てと仕事を両立できる働きやすい会社にしたいという想いから総務部への異動を希望しました。

変化する時代とともに、
柔軟に進化する職場環境

実は、私が1人目を出産した頃、育休制度はあっても気持ちよく使える風土がない状態でした。しかし、時代の変化に伴い、今では男性も育休を取得できる環境が整い、さらにテレワークやフレックス制度も導入され、子育てをしながら安心して長く働ける会社へと変わっています。それに、当社では新しいことを取り入れる土壌が育っていて、私が参加した社内コンペ「燈台」がそうですし、小さいことでいうと日常的な業務改善提案も快く受け入れてくれる体制があります。こうした柔軟で社員に優しい環境が築かれているので、より良い職場環境を社員同士がともにつくっていける会社だと今では感じています。

多角的な視点とチームワークで描く
次の展開

当社でやりがいを感じる場面は、私自身が感じていた課題を新しい事業として形にできるところです。「キャンプ練習場 campss」をご利用いただいたお客さまから「こんなサービスがあって良かった」と直接お声をいただけることが大きな励みとなり、次の展開も模索している段階です。これまでショッピングセンターの運営や総務を経験したことで、物事を多面的に捉える力が身につき、様々な視点から事業を考えられるようになりました。周りから「楽しそうだから参加したい」と思ってもらえるような関係性を築く力を育み、これからも周囲を巻き込みながら、より良い事業を展開していきたいと考えています。

おすすめコンテンツ

社員インタビュー/03新津 道雄
社員インタビュー/01大橋 雅昭
事業内容TOP